日暮れて途遠し、それでも㋧どこまでも、いつまでも、山谷越え・・・

つぶやき、独り言❓【自分大好き人間】の好きな生き方、

「晏子春秋」内篇問下第四凡そ三十章 第四




「景公簾政にして長久なることを問ふ、晏子対ふるにその行は水なるを以てす、」


【水と石との比喩を以て人の行為を評して、景公の問いに答う。】


景公、晏子に問うて曰く、
「清く正しく、永遠性がある行いとは、いかなるものか?」
晏子、答えて曰く、
「その行いは水の如です、美しくて清々で、柔軟性に富んでいます。水は濁ると物をけがし、澄んだ水は物を清めすすぎます。そのさらさらと流れて滞らぬ良さが長久となるのです。」
景公曰く、
「清く正しく、永遠性があると思ったのに、早く滅んでしまう事は何か?」
晏子曰く、
「その行いは石です。石は固いです。内の外も固く触ってみても固い。だから早く滅んでしまうのです。」