日暮れて途遠し、それでも㋧どこまでも、いつまでも、山谷越え・・・

つぶやき、独り言❓【自分大好き人間】の好きな生き方、

若かった。

 👆ずっと若い頃の私です。若干21歳。核心を抜けて、


 寒さも恐れず、火を焚かなければテントの中は外気温と同じ。貧乏だったので、厳冬期も夏のレジャーテントを使ってた。恐れないけど、耐えるしかなかった。


 空腹に耐え、クライミングの為の装備は削れないので、食料を計算して削る、すると燃料も削れる。
 一度、燃料が減らせるとパン食中心にしたら、パンの気泡に霜柱がいっぱいで、噛みつくと自分の膝の上に霜がハラハラと、侘しい。結果、燃料を減らすと、火を焚く時間も少ないので、一段と寒い。毎度だが、寝袋もだんだんと凍ってくる。湿気があればすべて凍る。


 それでも荷物は重かった。ベースを作る所までの荷揚げ。毎日の天気が安定してるわけではないので、沈殿の日も、テントから出られない・・。


 若かったナ。前へ、前へ、自分の技術や体力を考えてた? ひた向きに・・


もう若くはなれないが、気持ちはいつまでも此の頃のままに。気持ちだけね、行動を求めると、きっと逝ってしまう(笑)