日暮れて途遠し、それでも㋧どこまでも、いつまでも、山谷越え・・・

つぶやき、独り言❓【自分大好き人間】の好きな生き方、

読書 『花の歳月』 宮城谷 昌光著

『物語には、感動が無ければならない』


この物語を読むのは、五回目ほどだろうか、名作と呼んで充分。


前漢の文帝恒(こう)と、その皇后竇猗房(とうきぼう)の物語。花は開花するもの、また開くまで耐え、忍もの・・・


 中國史上の最高の明君のひとりとされる劉恒、劉邦の四男でありながら、消して恵まれた境遇に置かれなかったがゆえに、辺境の代国の王となり、そうした事が彼の人格を形成し、推戴され、皇帝となる。
『仁』の人。