読書『茶道の歴史』 桑田忠親著
お茶はただ、湯を沸かし飲むだけの事、道具なんて何でもいいんだよョ。
やっぱ、そうですよね、利休さん。
この本を読むのは三度目かな、読むたびに、理解が深まる気がする。
珠光から、紹鴎、そして利休、織部・・・・遠州に、宗旦、石州に三千家・・・
男の世界であったお茶の世界が、いつから嫁入り前の娘さんの稽古ごとになってしまったのかな・・・家元が神様のように扱われ、茶道具には家元や宗匠の箱書きが無いと価値が無いとされてしまう昨今、そして女性の新調した着物の発表会。
こんなことを言ってると非難の的?
利休が求めたもの、亭主の心、客の心。
私の先生もお亡くなりになりもう十年、私もお茶を稽古しなくなった。
でも、時に釜かけて・・・・
お点前をしたいものだ。あの凛とした緊張感がいい。
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