「景公、病久しくして癒えず、祝史を誅して以て謝せんと欲す、晏子諫む」 【景公を諫め、祈祷にたより人命を軽んずる君心の非を正す】 景公、皮膚病にかかり、マラリヤも患って一年たっても治らない。会遣、梁丘拠、晏子の三人を召し出して曰く、 「私の病は重くなる一方だ。史官の固と、神を祭る官の陀に、山や川の神... 続きをみる
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斉の景公(ムラゴンブログ全体)「景公、病久しくして癒えず、祝史を誅して以て謝せんと欲す、晏子諫む」 【景公を諫め、祈祷にたより人命を軽んずる君心の非を正す】 景公、皮膚病にかかり、マラリヤも患って一年たっても治らない。会遣、梁丘拠、晏子の三人を召し出して曰く、 「私の病は重くなる一方だ。史官の固と、神を祭る官の陀に、山や川の神... 続きをみる
「景公寵妾を愛し、その欲する所に隋ふ、晏子諫む、」 寵妾は本文では「へいしょう」となってます。 【景公を諫めて、心の悦楽を制し善政に努むべきことを説く】 擢王の子の羨は、十六頭点ての馬車をもってして、景公に仕えたいとやってきた。嬰子が気に入り、景公は晏子が... 続きをみる
「景公燕(宴)して無功を賞し、有司(役人)罪す、晏子諫む」 【景公を諫めて、愛する所以とにくむ所以とを明らかにすべきことを説く】 景公は宴会を催し、国内の者を賞して多大な恩賞を与えようとした。万鐘の者三、千金の者五として三たび令を発したが、会計官は功績の無い者に与える恩賞はあり得ないとして、景公... 続きをみる