范 蠡(はん れい)私の好きな、氏は范、諱は蠡、字は少伯
范 蠡(はん れい、生没年不詳)は、中国春秋時代の越の人
。氏は范、諱は蠡、字は少伯。越王勾践に仕え、勾践を春秋五覇に数えられるまでに押し上げた最大の立役者とされている。
私の好きな人物の一人、生年も、没年も、出身も不明。されど歴史に大きな足跡を遺している。范蠡はなぜ、見限る事ができたのか? 呉の伍子胥と比較されるが、伍子胥の悲惨な晩年を思っても、彼もまた信念の人であったよな。
☟「史記」にある、
春秋時代の呉越戦争の立役者であり、有名な『臥薪嘗胆』を勾践にさせた人だな。
悲願が達成されて有頂天になる勾践を見て、范蠡は密かに越を脱出した。范蠡は文種への手紙の中で「私は『狡兎死して走狗烹られ、高鳥尽きて良弓蔵(かく)る』(狡賢い兎が死ねば猟犬は煮て食われてしまい、飛ぶ鳥がいなくなれば良い弓は仕舞われてしまう)と聞いています。越王の容貌は長頸烏喙(首が長くて口がくちばしのようにとがっている)です。こういう人相の人は苦難を共にできても、歓楽はともにできないのです。どうして貴方は越から逃げ出さないのですか」と述べた。
絶世の美女西施(せいし)との呉を滅ぼし、そして二人のロマンスは史実かどうか。
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