日暮れて途遠し、それでも㋧どこまでも、いつまでも、山谷越え・・・

つぶやき、独り言❓【自分大好き人間】の好きな生き方、

鬼と呼ばれた指導員

娘の息子、上と下、男の子。


毎日、夕方に電話が掛かってくるけど、何言ってるのかよく解らない。
『タピオカ』が好き! 意味不明・・・


退院して、元気になったらまた、遊びに行かなくちゃ。
もう少し、大きくなったらクライマー養成講座にいれるか、私が鬼の教官にだ。


もともと、山岳会でアルパインスタイルのクライミングを教えていた頃は「鬼」とか、
「殺される」とか、言われてた。


 厳冬期、難しいラインではないが、冬壁初体験の女子をパートナーに登った。私にはなんてことないが、ベースキャンプから望む真っ白に氷った壁を見て、蒼白だった。
彼女曰く、「私は明日、殺される。」
でも、登れたじゃん、初めての厳冬期バリエーション、おめでとう!



 その彼女と夏に沢登りに、シャワークライミングで水の流れる滝を登る、当然ながら私がリードで、彼女がホロー。滝を登って最後の一越、滝の落ち口が越えられなくて、溺れそうになっていた彼女。ハーネスを付けて、ロープに結ばれ、完璧の途中で溺れてかけている様、


私は大笑いだった。


しかたがないので引きずり上げて・・・なんか、しゃくりあげて泣いてたが、ずぶ濡れなんでよく解らない。
彼女曰く、私は殺される所だった。


 まあ、その当人も松葉杖生活と、車いす生活を余儀なくされた事もあるし、長い間には死にそうにもなるよ。まあ、生きていればいいさ。


山で死ななきゃ、病院のベットもなあ・・