「景公、狩に従うこと十八日にして国に返らず、晏子諫む」 【景公が狩猟に嵌まり国政を忘れた事を戒む】 景公、署梁(地名)で狩りを楽しみ、十八日も帰ってこない。晏子、国より赴いて景公に会いに行ってみると、衣冠はだらしなく、着物を直そうともせず、獣をひたすら追って走っている。景公は晏子を見つけ、馬車を... 続きをみる
景公のブログ記事
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「景公、螢惑、虚を守って去らざるを異しむ、晏子諫む」 (螢惑=元の字は中の虫の字が火になっている。読みはケイワク。災禍や兵乱などの前兆を示すとされる星の名) 【星宿の変によって景公を諫めて、悪政を改めさせたことを記す】 (虚=斉国の分野の名称。分野とは、古代中国で全土を二十八の区分に分け、その区分... 続きをみる
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「景公長く国を有つ楽を貪る、晏子諫む」 【景公が国を保つ楽しみにふけるを戒めて、善政ににつとむべきことを説く】 景公、川のほとりでのんびりと遊覧していると、晏子が静かに立ち上がった。 景公、のどかにあくびして曰く、 「嗚呼、国を長く保って子孫に伝えることは、楽で退屈なものだな。」 晏子、答えて曰く... 続きをみる